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中国「ジニ係数」公表せず

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(以下引用)
中国で住民の所得配分の不平等さを示す「ジニ係数」の公式統計が10年以上も公表されておらず、批判が広がっている。中国紙、南方都市報は20日までに、 「民衆はジニ係数で事実を知る権利がある」と指摘。簡易型ミニブログ「微博」(中国版ツイッター)では、「統計を公表すれば暴動になるからだ」と、当局が 意図的に隠蔽したとの書き込みもある。

問題の発端は、中国国家統計局の馬建堂局長が国内総生産(GDP)に関する17日の記者会見で、「富裕層の所得把握が難しいため全国のジニ係数は公表しない」と表明したことだ。

ジニ係数は0から1の範囲で数値が1に近づくほど格差が大きく、警戒ラインの0・4を超すと社会不安が広がるとされる。中国では、国家統計局が2000 年に0・412と発表。その後は昨年末の報告で「10年のジニ係数は00年よりわずかに上昇した」などと表現するにとどまっている。

しかし、中国のジニ係数は世界銀行の推計で09年に0・47、北京師範大学の07年の推計で0・48などと上昇し、「危険水域の0・5をすでに上回った」(外資系金融機関)との見方もある。

馬局長は会見で、農村部内のジニ係数を0・3897と公表したが、格差は農村部と都市部の間で開いており、中国紙、第一財経日報では、「現実に目を覆え ば実態はますますひどくなる」と批判し、格差是正を求めている。日本のジニ係数は0・3以下で、世界的にみても所得格差の少ない社会とされている。

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